”ライフプラン設計を企業の成長資産に。LTVを最大化する営業基盤を全国規模で構築”
全国展開型代理店 D社 様
バラバラだったライフプラン設計を統一。“営業資産”の蓄積とLTV活用を実現。
属人的に行われていたライフプラン設計をマネパスで統一。蓄積された顧客データをCSVで自由に抽出・分析できるようになり、「5年後に資産1,000万円を超える世帯」など、再提案やクロスセルの対象を戦略的に絞り込める体制に。営業の一元化と継続提案の活性化により、LTV最大化に向けた営業体制の構築が進んでいる。
業種: 乗合型保険代理店
事業規模: 従業員数100名超・全国複数拠点展開
【バラバラだった提案データを企業資産に。LTV向上に直結する“情報の一元管理”】
導入背景:属人化した提案設計からの脱却と、企業全体での資産活用へ
乗合型保険代理店であるD社では、各営業担当者がそれぞれ異なるシミュレーションソフトやExcelを使ってライフプラン提案を行っており、設計内容や顧客ニーズの把握にばらつきがありました。属人的な提案スタイルが常態化し、「企業としてどんな顧客に、どのような提案をしているか」を把握できない状況が続いていたのです。
経営陣としては、営業現場で蓄積される膨大なライフプランデータを企業全体の“資産”として活用したいという思いがありましたが、ツールや入力フォーマットが統一されていなかったため、データの蓄積や分析が困難でした。
そこでD社では、データ統合とLTV最大化を実現する仕組みとして、マネパスの導入を決定しました。
ソリューション:マネパスによるライフプラン情報の一元管理とCSV出力
マネパス導入後は、すべての営業担当が共通のフォーマットでライフプランを設計するようになり、収入・支出・貯蓄・保障・教育費といった家計データが正確に蓄積される体制が整いました。
加えて、CSV形式でのデータ出力が可能であるため、たとえば「1年後に金融資産が1,000万円以上ある見込みの顧客」を抽出したり、「老後資金が不足する可能性が高い世帯」を一覧で洗い出すなど、営業戦略に直結するセグメント分析が容易になりました。
また、マネパスには将来イベント(結婚・出産など)の記録やメモ機能が搭載されており、「〇年〇月に出産予定」などの情報から、最適なタイミングでのリマインド・再提案・見直し提案が可能となりました。
成果:再提案・クロスセルの創出と、LTV最大化への道筋を構築
マネパスの導入により、D社は「目の前の契約」だけでなく、「中長期での顧客価値」に着目した提案体制へと大きくシフトしました。
実際に、資産状況やライフプラン上のイベント情報をもとにアプローチしたことで、再提案・リプレイス契約の獲得件数が増加。また、家族構成やライフイベントを把握できるようになったことで、学資保険や住宅ローン関連の提案など、クロスセルの成功事例も増えてきています。
営業担当者からは「過去のデータを活用して見込み顧客を絞れるので、無駄な訪問が減った」「事前に家計の状況がわかっているため、より具体的な話ができるようになった」といった声も聞かれており、営業効率の向上にもつながっています。
現在では、LTVの最大化を“組織の戦略”として実現できる仕組みとして、マネパスはD社の営業基盤の中核を担っています。